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人生の大切な節目、「厄年」。
なんだか少し、ドキドキしますよね。
「ちゃんとした作法で、神様にご挨拶したいな」
そう思うと、余計に緊張してしまうかもしれません。
特に、神社にお納めする封筒の書き方なんて、
普段なかなか書く機会もないから、
「これで合ってるのかな…?」って、不安になりますよね。
こんにちは!
日本の美しい伝統を愛する、観光ライターの四季 桜です🌸
大丈夫、ご安心ください。
この記事は、そんなあなたのための【完全マニュアル】です。
封筒の選び方から、当日のスマートな渡し方まで、
この一本を読めば、もう何も迷うことはありません。
さぁ、私と一緒に、
自信を持って、清々しい気持ちでその日を迎えるための
準備を始めましょう✨
・厄払いに最適な封筒(のし袋)の選び方
・【見本付き】表書きと中袋の正しい書き方
・いくら包めばいい?金額の相場と、お札の入れ方
・筆ペン?ボールペン?使って良い筆記用具の種類
・恥をかかない、当日のスマートな渡し方
・夫婦や家族で一緒に受ける場合の書き方まで!
準備編① 🕊️ まずはこれだけ!封筒と筆記用具をそろえよう
何事も、まずは形から。
神様に失礼のないように、
正しい道具をそろえるところから始めましょう。
どんな封筒がいい?コンビニでも買える「のし袋」の選び方
厄払いに使う封筒は、
文房具屋さんや、コンビニ、スーパーなどで
手軽に購入できる「のし袋」で大丈夫です。
たくさんの種類があって迷ってしまいますが、
選ぶ時のポイントは、次の「水引」です。
水引は「紅白の蝶結び」を選びましょう
のし袋にかかっている飾りの紐を「水引」と言います。
厄払いは、お祝い事と同じように
「何度繰り返しても良い」とされる儀式なので、
紅白の「蝶結び(花結び)」の
水引がかかったものを選びましょう。
【ポイント】
結婚式などで使う「結び切り」は、
「一度きり」という意味なので、
間違えないように注意してくださいね。
筆記用具は「濃い黒の筆ペン」が一番丁寧です
表書きなどを書く筆記用具は、
濃い黒色の毛筆や筆ペンを使うのが、
最も丁寧な作法とされています。
お葬式などで使う「薄墨」は
悲しみを表すものなので、
絶対に使わないようにしましょう。
もし筆ペンが苦手な方は、
サインペンなどでも大丈夫ですよ。
準備編② 💰 金額はいくら包む?お札の入れ方の作法
次に、一番気になるお金のこと。
金額の相場や、お札の入れ方にも、
美しい作法があるんです。
気になる金額の相場は?(5,000円~10,000円が一般的)
神社にお納めするお金(初穂料)は、
5,000円から10,000円が
一般的な相場と言われています。
ただし、これはあくまで目安。
一番確実なのは、次の方法です。
神社に直接確認するのが、一番確実で安心です
実は、神社によっては「お気持ちで」というところもあれば、
「5,000円から」「10,000円から」と、
金額を定めている場合も多いんです。
当日、受付で慌てないためにも、
事前に神社のホームページを確認したり、
電話で問い合わせておくのが、
一番スマートで、安心な方法ですよ。
お札は「新札」を用意するのが、神様への敬意
銀行などで、折り目のない綺麗なお札(新札)を
用意しておきましょう。
「この日のために、きちんと準備してきました」
という、私たちの敬意を
神様にお伝えするための、大切な心遣いです。
お札の向きは?肖像画が上にくるように入れましょう
中袋にお札を入れる時にも、
ちょっとした作法があります。
お札の肖像画(渋沢栄一など)が描かれている面を
中袋の表側に向け、
さらに、肖像画が上に来るようにして入れます。
これは、神様がお札を取り出した時に、
すぐに顔が見えるように、という
相手を思う、日本の美しい「おもてなしの心」なんですよ。
実践編① ✍️【見本付き】封筒の「表書き」の書き方
さぁ、いよいよ筆ペンを持って、
封筒に心を込めて文字を書き入れていきましょう。
まずは、一番外側の「上包み」の
表書きからです。
上段に書く言葉は「御初穂料」が基本です
水引の上、中央部分には、
お供えするお金の名目として、
「御初穂料(おんはつほりょう)」と書くのが
最も一般的で、丁寧な書き方です。
「初穂」とは、その年に初めて収穫されたお米のこと。
昔は、神様への感謝を込めて
お米をお供えしていました。
その名残で、今はお金のことを
「初穂料」と呼ぶんですね。
「玉串料」との違いは?
神社によっては「玉串料(たまぐしりょう)」と
書くこともあります。
こちらは、神様へのご挨拶の印である
「玉串」の代わりにお供えするお金、
という意味合いがあります。
【ポイント】
基本的には「御初穂料」で全く問題ありません。
もし、神社から「玉串料としてお納めください」と
案内があった場合は、そちらを書きましょう。
下段には、あなたの「お名前(フルネーム)」を
そして、水引の下、中央部分には、
厄払いを受けるご本人の、
フルネームを丁寧に書きます。
上段の名目よりも、
少しだけ小さめの文字で書くと、
全体のバランスが美しく見えますよ。
表書きの完成イメージ
実践編② ✍️【見本付き】封筒の「中袋」の書き方
次に、お札を入れる「中袋」を書いていきます。
こちらは、ボールペンやサインペンで書いても大丈夫ですよ。
表面には、包んだ「金額」を(旧漢字がより丁寧)
中袋の表側、中央には、
包んだお金の金額を書きます。
この時、「一、二、三…」という普通の漢数字ではなく、
画数が多くて書き換えが難しい、
「壱、弐、参…」という旧漢字(大字)を使うと、
より丁寧な印象になります。
金額の旧漢字(大字)一覧表
よく使う金額の書き方は、こちらを参考にしてくださいね。
金額 | 書き方 |
---|---|
五千円 | 金 伍阡圓也 (または 金 五千円也) |
一万円 | 金 壱萬圓也 (または 金 一万円也) |
※「圓」は「円」でも大丈夫です。
裏面には、あなたの「住所」と「お名前」を
そして、中袋の裏側には、
左下に、あなたの住所とフルネームを書きましょう。
これは、神社の方がどなたからお預かりしたものか
きちんと管理するための、大切な情報になります。
中袋の完成イメージ
当日編 🙇♀️ 神社でのスマートな渡し方
さぁ、いよいよ厄払い当日です。
準備万端の封筒を、
神様に失礼のないように、
スマートにお渡ししましょう。
いつ、誰に渡すの?(受付の巫女さんへ)
神社に到着したら、
まずは「ご祈祷受付」や「社務所」と
書かれた場所へ向かいます。
そこで、巫女さんや神職の方に
「厄払いの申し込みをお願いします」と伝え、
申込用紙などを記入する際に、
一緒にお渡しするのが一般的です。
そのまま渡すのはNG?「袱紗(ふくさ)」に包んで持参しましょう
のし袋を、カバンやポケットから
そのまま取り出して渡すのは、
少しだけ、もったいないかもしれません。
「袱紗(ふくさ)」という、
のし袋を包むための美しい布があります。
これに包んで持参することで、
「あなたへの贈り物を、大切に持ってきました」
という、相手への敬意を
最大限に表すことができるんです。
一枚持っておくと、
これからの人生の様々な場面で役立つ、
大人の女性の嗜みですよ。
受付でのスマートな一言と、お渡しする時の向き
受付で封筒をお渡しする際は、
袱紗から取り出し、
相手の方が正面から文字を読める向きに
くるりと回して、両手で差し出します。
そして、
「どうぞ、神前にお供えください」
と一言添えられたら、もう完璧です。
あなたの丁寧な心遣いは、
きっと神様にも、まっすぐに届くはずです。
👨👩👧👦【ケース別】こんな時どうする?厄払いの封筒Q&A
最後に、多くの方が悩みがちな
ケース別の疑問にお答えしますね。
Q. 夫婦や家族、連名で厄払いを受ける場合はどう書くの?
A. 下段のお名前を書く部分に、
ご夫婦やご家族の名前を連ねて書きましょう。
一番右側に世帯主(ご主人など)のお名前を書き、
その左側に、奥様、お子様の順で
名前を書き添えます。
Q. どうしても筆ペンがない!ボールペンは本当にダメ?
A. もちろん、筆ペンが最も丁寧ですが、
一番大切なのは、心を込めて書くこと。
どうしても筆ペンがない場合は、
黒のサインペンや、万年筆など、
ボールペンよりも少し太く、
しっかりとした文字が書けるものを
選ぶと良いでしょう。
Q. 中袋がないタイプの封筒の場合は、どうしたらいい?
A. 略式の、中袋がないタイプの
のし袋もありますよね。
その場合は、
封筒の裏側、左下のスペースに、
包んだ金額と、あなたの住所・名前を
書き添えれば大丈夫ですよ。
【初めての厄払い】神社の封筒、書き方はこれで安心! まとめ
今回は、初めての厄払いで迷わないための、
封筒の書き方や作法について、
詳しくご紹介しました。
一つひとつの作法には、
神様への敬意や、相手への思いやりという、
日本の美しい心が込められています。
でも、一番大切なのは、
あなたの「健やかな一年を過ごせますように」という、
真摯な祈りの心です。
準備が整えば、もう何も心配いりません。
あとは、神様への感謝の気持ちを胸に、
清々しい気持ちで、その日を迎えるだけです。
あなたのこれからの毎日が、
穏やかで、幸せなものでありますように。
・封筒は紅白・蝶結びの「のし袋」を用意する
・表書きの上段は「御初穂料」、下段は「自分の名前」
・中袋には「金額(旧漢字だと尚良し)」と「住所・名前」を
・お札は新札を準備し、向きをそろえて入れる
・当日は袱紗(ふくさ)に包んで持参し、受付で丁寧にお渡しする
あなたのこれからの毎日が、
穏やかで、幸せなものでありますように。
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